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負け犬という名の美徳

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若い頃よく聞いていた曲があります。

今聞くと、なんだ青臭いな…と思ってしまいますが、

自分の原点として忘れてはいけないような気がしています。

あの頃、本当によく聞いていました。

転がり続ける俺の生きざま…という自虐的なところがまたいいのですね。

その頃は、就職氷河期といえどもさすがに六大学の雄ですから、就職しようと思えば就職できたのかもしれません。

それでも、専門家として、プロフェッショナルとして会社や組織に寄りかからずに自分らしく生きることが正義だと頑なに信じていました。

安易に就職して大きな組織の傘の中で一生をささげる企業戦士という輩がどうしても理解できませんでした。

そして、世の中の底辺でくすぶっていた自分に、なんともいえずに酔っていたんだと思います。

「負け犬の美徳」

自分なりに美徳だったわけです。親のすねをかじって生き延びているだけなのに。

愛読書は太宰治中原中也だったしね。

中原中也全詩集 (角川ソフィア文庫 360)/角川学芸出版

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でも、こういった反骨心や、劣等感はものすごいエネルギーです。

不満や妬みがあるからこそ、人間は成長するし、大きくなれる気がします。

あれから15年くらい経ってどうなったか…

幸せの定義は人それぞれだし、人生を語るほどの人間ではないのですが、すっかり棘がとれて身も心も丸くなりました。

コロコロ、ブクブク…ぶーぶー

違う意味で大きくなったか叫び

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