年末が近づいてきて会計事務所としてはますます忙しくなって来ているのですが、 忙しさの原因になっているのが年内にやっちゃおうという感覚です。
年越えよりも、なるべく年内に終わらせたいというのは誰しも思うのではないでしょうか?
なかなかお正月らしさがなくなってきているとはいえ、気分よく新年を迎えたいですしね。
相続や資産税などを取り扱っていると、この年内にやるかやらないかというのは結構大きなポイントです。
年内に贈与をするかしないか、譲渡をするかしないか、自宅を購入するかどうか…
個人の所得税や贈与税は暦年単位の税金です。
その年、その年でいったん締めることになります。
来年は復興税の関係で少し税金があがります。
住宅取得資金の贈与などは今年と来年で非課税の枠が変わります。
贈与は毎年少しずつ行うのが賢い相続対策といえます。
年内に行うかどうかの確認をするのも、この時期の重要な仕事になります。
贈与をするこということになると、贈与契約書の作成や財産評価、贈与税の試算などの仕事が生じます。
毎月訪問してその都度、贈与の話とかしているのに結局この時期に決める人もいます。
どうせやるなら忙しい年末でなく、夏くらいにやっとこ~よ~
って正直そんな風に思います。