今回読んだ本は、内藤忍さんの仕事術に関する本。
内藤さんの今までのキャリアをもとに好きなことを極めることが仕事力アップにつながるということが述べられています。
内藤忍さんといえばマネックス証券の創業メンバーでもあり、資産運用の教育や著書で有名です。
この本も資産運用的な発想から、自分のキャリアの磨きかたにアプローチしています。
具体的には、「差別化」「効率化」「継続化」の3つの力が自分のバリューアップに必要としています。
つまり、ただ単に好きというだけではなく、この3つができるものでなければ成果はでないということです。
文章のなかでも損切の仕方や時価評価など、内藤忍流の投資術のエッセンスが自己教育の観点で盛り込まれています。
彼の中では、自分のプロデュースも投資の一つだと考えていることが伺えます。
投資も、自己啓発も一瞬盛り上がるだけではだめで、継続するための仕組みがなければいけないということだと思います。