「今後の運転資金としても必要だし、生活費も切り崩したくないし…」ということで候補としてあがるのが中古品、リサイクル品の購入。
最近では厨房設備やオフィス家具などもリサイクルされている業者もあり、探そうと思えばいろいろなものが手に入るようです。
でも、ポイントになるのがその状態の見極め。
家具などは見た目でなんとなく状態はわかりますが、厨房設備やオフィス器具などはなかなか素人には目利きができないものです。
「中古品購入後のメンテナンスや新品で購入した場合のリセールバリューなどを考えあわせると結局どちらが得だったんか…」なんてことになりかねません。
中古品、リサイクル品はどうしても故障する可能性も高いし、耐久性や省エネ効率などの面でマイナスになる可能性もあります。
こういったことも含めて思い切って新品を買うか、中古で間に合わせるか、リースなどを組むかという選択をする必要があるでしょう。
これと同じようなことが店舗の内装などにも当てはまります。
業者に依頼するお金がないから内装などを全部自分でやる人もいると思います。
確かに器用な方ならそれも可能でしょう。
でも僕のような手先がぶきっちょな人間はだめですよね。
自分でできるかどうかは慎重に考えて、できない部分は最初から業者さんに任せましょう。
その方が値段も仕上がりもいいということもありますから。
当社にもたまに確定申告時期のギリギリに申告資料を持ち込むお客様がいますが、「自分でできると思ったけど、無理でした…」なんていう方も結構います。これも同じようなことなのかな?
中古がいいかどうかという結論は、起業にあったってのお金の使い方は結局、時間をかけてでもきちっと考えて買うことが大事だということです。
結婚式の費用などもいろいろ準備でバタバタしながら準備をしているうちに、オプションが積み重なって気づいたら結構な金額になっているということもあります。
開業準備で時間に追われたり、テンションがあがってしまって冷静な判断ができないうちに、購入したり契約するのはやめたほうがよさそうですね。