我々は実務家であって学者ではないのだから、会計や税務に関する学術的な考察をするのではなく、実務力を極めなければならない。
自分自身、会計事務所の業務を極めているのか…といわれるとそうではない。
まだまだ勉強不足や経験不足は否めない。
でもなぜか、そんな中途半端なところで満足している自分がいて、別にお客さんからクレームもないしこんなところでいいんじゃないか…みたいな自己限定をして安心している、本当はもっと突き抜けることができるかもしれないのに壁に当たる前に、自分から歩みを緩めてしまう…そんな毎日です。
もっともっと足元の業務を見直して、壁を避けて生きるよりもぶつかって、押し戻されてもぶち壊していきたい…最近そう思っています。
では、会計事務所の仕事ってなんだろう??
「会計事務所の仕事がわかる本」によると、次のように紹介されています。
・税務相談、申告書の作成、税務調査の立会など税金に関する業務
・記帳指導、記帳代行、決算書類の作成など会計に関する業務
・給与計算、各種振込手続きなど経理のアウトソーシング業務
・財産の運用指導、金融商品などのFP的な業務
・生命保険や損害保険の販売を行う保険代理店業務
・弁護士との連携によるさまざまな法律相談の窓口業務
・司法書士との連携による各種登記手続きの窓口的業務
・不動産会社等との連携による不動産売買情報等の紹介等
当社ではすべてを扱っているわけではないのですが、これを同じような内容です。
その中で自分の専門分野を見つけて、そこを深めていくことにより、プロフェッショナルな仕事が可能となります。
すべてを完璧に行う時代ではなくなってきました。
全体がまんべんなくできること+専門分野を深めること というT字型の人材を目指さないといけなくなってきているのです。
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