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新人実務家のための相続・資産税講座(17)

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≪遺産の分割≫

【遺産分割の基準】

第906条

遺産の分割は、遺産の属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする。

【分割の実行】

第907条

共同相続人は、第908条の規定によって被相続人が遺言で禁じた場合を除く外、何時でもその協議で、遺産の分割をすることができる。

第907条2

遺産の分割について、共同相続人間に協議が調わないとき、又は協議することができないときは、各共同相続人は、その分割を家庭裁判所に請求することができる。

第907条3

前項の場合において特別の事由があるときは、家庭裁判所は、期間を定めて、遺産の全部又は一部について、分割を禁ずることができる。

「長子相続から均等相続」という意識に変わりつつあります。

しかし、民法上は全てを平等に分割しなさい…と規定しているわけではありません。

906条にあるように、「遺産の属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする」とあります。

僕はこの条文は、「いろいろな状況を配慮したうえで全員が幸せになるような分割を考えましょう!」といっているように感じます。

法定相続分による均等分割でもなく、長子相続でもなく、全てを考慮した分割を法は求めているといえます。

そして、この分割は遺言で一定期間分割を禁じているほかは、協議によって決めていきます。

この協議が整わない場合のみ家庭裁判所が登場するわけです。

すなわち、原則として相続人間の話し合いで決めるということが求められます。

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