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就職活動から脱線し、取得で生きていこうと思い立って、取得した資格は約20個。合格証書の代わりに失ったものは?資格取得後の現実を教えます

新人実務家のための創業・経営塾/クリニック編(6)

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≪個人開業と医療法人とどっちが有利?≫

【信用面】

・信用という面では ⇒ 医療法人のほうにやや分があります。

【コスト面】

・法人と個人では事業を維持する上でのコストやはじめる時のコストに違い(個人のほうがコストが安い)がでます。

・個人から法人にしますと、会社を設立するうえでは設立登記や出資金の払込などの費用が必要となります。

資本金については設立後すぐに運転資金にまわせるため、実質的に、初期費用としてコスト面で差がつくのは登記費用などです。(医療法人の設立については、登記費用等と司法書士行政書士などの報酬として数十万円から100万円くらいのコストが必要となります。)

・法人については赤字であっても市県民税の均等割(最低7万円)がかかることになります。

【運営面】

・経理の上からも法人については、法人税の申告が必要となり、多少の専門知識必要となります。

そこで個人営業のときは特に必要となかったとしても税理士に申告を依頼するケースが増えます。

・医療法人の設立後、親族を役員や従業員にして役員報酬などによる所得の分散など節税の効果があります。

ただし、平成18年の税制改正により実質一人会社オーナーの役員報酬の損金算入額については、一定の制限が与えられています。 (医療法人は対象外です)

・医療法人については配当の支払いが禁止されているほか、個人と法人のお金の動きに制約があります。

結局どちらがいいか…ということですが、

ます、確かに医療法人のほうがかなりの節税になります。

理由の主なものは、給与所得控除額の利用&個人と法人の税率差です。

しかし、運営上の面倒くささや専門家に支払うコストもがかかるというデメリットがあります。

そして、事業承継面では一見、医療法人が有利といわれていますが、

実は資金を自由に動かせなかったり、

いろいろ承継にあたって手続き的な配慮が必要となります。

結論をいうと、面倒くさくても節税をしたいという方や経営をきちんと行いたいという方は医療法人、

組織や手続きに縛られずに自由に経営をしたいという方は個人クリニックに向く…

というのが僕の思うところです。

結局はドクターの性格的にどちらに向くか…ということでしょうか??

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