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新人実務家のための相続・資産税講座(12)

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● 排除

【推定相続人の廃除】

第892条

遺留分を有する推定相続人が、被相続人に対して虐待をし、若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、又は推定相続人にその他の著しい非行があったときは、被相続人はその推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求することができる。

【遺言による推定相続人の廃除】

第893条

被相続人が遺言で推定相続人を廃除する意思を表示したときは、遺言執行者は、その遺言が効力を生じた後、遅滞なく家庭裁判所に廃除の請求をしなければならない。

この場合において、廃除は被相続人の死亡の時にさかのぼってその効力を生じる。

被相続人と推定相続人とが仲が悪く、どうしても相続させたくないような理由があるケースです。

前回学習したように、欠格事由に該当する場合には当然に相続する権利を失いますが、悪口を言ったり殴っただけでは欠格事由には該当しません。

この場合遺言を作成すればそれでいいかというと、遺留分があるため全ての相続する権利を奪うことはできません。

そこで、民法では被相続人に対して虐待、侮辱や著しい非行があった場合には、被相続人家庭裁判所に申したてるか、遺言によりその相続権を喪失させることが出来ることとしています。

ただし、その対象者は、遺留分を有する推定相続人に限られます。

《廃除を認めた裁判例

・親を「馬鹿親父」と呼び、暴力をふるったケース

・親をなぐり、怪我をおわせたケース

・妾と同棲し、その生活費を父親に無心し、断られると罵声をあびせたケース

・夫や子をすて、他の男性と同棲した妻のケース

・賭け事や酒、女遊びにうつつを抜かしたケース

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